インタビューをイタリアのブログに掲載していただきました。

  • 2015.09.27 Sunday
  • 19:59



6月にミラノ万博公式認定芸術祭OASISに出展しました。

その時に見に来てくださったミラノの方からメールが届きました。

そして私にインタビューをしてくださり、それをイタリアのブログに掲載していただきました!





 

インタビューはとても高尚な内容のものだったので、返答するのに時間がかかりました。
そして、もう一度アーティストとして何を表現したいのか、じっくりと見つめ直す機会となりました。

私の絵をこのように受け入れてくれる人が世界にいることを知れて、本当に嬉しいです!
私のホームページをじっくりと見てくださり、私を画家として、そして詩人として向き合ってくださいました。

掲載してくださったブログは、イタリアのパオロ・ロベルシによって設立されたブログだそうです。

 

以下がインタビューの内容(日本語版)となります。


1)あなたが絵を描きたいという願いは、他者と美を共有したいという欲望から生まれるとあります。そして、あなたの芸術はルネッサンスのようなものへの扉の発見であると語っておられますが、あなたのどの作品からそれが分かりますか。また、他者との共有とは今まで、そしてこれからどのようなものであるのでしょうか。

◆◆
過去の私は、自分が信頼できる親しい人だけに作品を見せていました。不特定多数の人に自分の作品を見せたくありませんでした。それは、自分の心の中を表現している絵を他人に土足で入ってほしくなかったからです。
しかし、ある時から、私は変わっていきました。私にとって絵を描くということは、自分の心と向き合い、立ち向かい、一つ一つ乗り越えていくことでした。他者との共有は、恐怖ではなく、安心であり喜びであり、愛であることを私は知りました。
感性を研ぎ澄ませることにより訪れる世界は、個を超越した世界です。日常世界で交わらない人でも、絵を通して繋がることが可能となります。小さな生命、物質を超えた精神の世界は、美と愛で満ちています。その世界は何の覆いもなく、ピュアな世界です。
そこでは、小さな生命が燦々と輝いています。
私が描く動物や、点描画の作品には、それがあらわれています。私はその世界を他者と共有したいと心から願っています。絵画は言語を超え人と人とを繋げてくれる素晴らしい表現方法であると私は思います。


2) あなたはどんな重要なメッセージをこれからの社会の遺産として残そうとされているのでしょうか?

◆◆
美しい世界への扉は、一人ひとりの精神の奥に眠っているということを私はメッセージとして残したいと思っています。私は特別な人間ではありません。ごく普通の家庭に生まれました。そして、紙とクレバスを使って絵を描き始めました。心が思うまま絵を描き進めました。私は新しい自分に出会うことができました。また、自分を超えた感動する世界と出会うことができました。
私たち人間は、それぞれ個々が美の扉を開け、幸せになることができるということを私は伝えていきたいと思っています。


3)「小さな生命の美しさと自然の偉大さ」はあなたの作品に生命の神秘が最大限また無限大に表現されているということでしょうか?

◆◆
私は生命の美と遭遇し恍惚感を覚えた時の感動を絵に描き表しています。世界への可能性は無限大であるので、私の作品がその頂点にたつことはありません。私が到達した場所は「点」でしかまだなく、私の課題はこの「点」を広げていくことです。そして、それは、私たち人類の課題であると思っています。私は今の自分の最大限の力で、到達している場所での感動を表しています。


4) 絵を描く技術についてお話できますか。あなたは、芸術的個性が高まれば多様なものを描く成長につながる、と思いますか。

◆◆
私は絵を描く技術を持っているわけではありません。専門的技術も全く持っていません。しかし私は、生きています。生きていること、それが最大の才能であると思っています。これがあれば、私たちは技術を超えたものを制作することができると思います。私たちには無限大の力が与えられています。それは、天から才能が湧いてくるようなものです。世界の人々が、その経験することができるようになれば、世界はもっと、興奮に満ちてワクワクするものになると思います。そして、美の連鎖がおこっていくでしょう。


5) あなたの作品は、世界中の人々の目に触れる可能性をもっています。芸術は場所を選ばない、と考えますか。

◆◆
すべての人間が芸術家であると思っています。よって、芸術は場所を選ばないと考えています。


6) あなたは次のように語っておられます。「模写し、分析して偉そうにしている、社会と歴史が嫌い。対称というものは存在しない、同じものはこの世に一つとてない。創造するときの衝動、エネルギーだけを信じたい。」 あなたの言葉の中には、ちょっぴり社会的均質化に対する反撥が隠れているように考えますが、それは均質社会性の持つ排他的性質に反抗するものの主唱者たらん、ということでしょう。あなたは、平和な未来を築くには社会的にどんな価値があるべきと考えますか。

◆◆
集団行動がうまくいくように、他のものと同じように行動することを強制するならば、一人一人の能力が開花されない状況に陥ることがあります。また、他者を分析し、真似ることは、私たちを大きく発展へと導く活動ではありますが、その行為自体が目的となるならば、私たちの発展を阻止することがあると私は思います。
私は、一人ひとりの個性や感性が生かされる社会が実現することを願っています。人間が豊かになり、一人ひとりに付与された能力が開花されていくならば、協調性という特質も開花されていくでしょう。
他者があるゆえに、個を認識することができます。他者は人にとって必要な概念です。人は対峙することによって、大きく進化していくと私は考えています。しかし、それは、真似るということではありません。 自己をしっかり持って向き合うということです。
私は、蝶の絵をよく描きますが、それは、釣り合うものが対峙されていくことで、開花していくことを表しています。


7) あなたの創ったポレオについてですが、あなたは子供たちの重要性を強調されております、つまり子供たちの幸せと彼らの精神的純粋さを。どんなメッセージを伝えたいですか。

◆◆
子どもたちの天才さと無限の発想を、大人や社会は奪うことがあります。私たちは全世界の子どもたちの誕生を祝福し、すべての子どもたちが、生まれ持った素晴らしい才能を生かせる世界を望んでいます。
その世界を実現させるためには、親ではない他者が何らかの形で、子どもたちに正しい情報を与えていくべきだと考えています。
私は、すべての子どもたちが、大きな夢を持つべきであり、その夢は自分の意志で叶うのだという真理を伝えたいです。
そのための一つの案として、世界の人間の芸術作品、自然が作る芸術作品の素晴らしさをわかりやすくポップに表現した、テーマパークを考えています。大きな芸術作品は小さな作業が積み重なって仕上がっていることを伝えます。また、私たち誰もが見ることができる自然の中に、愛が溢れているということも、伝えていきたいです。小さな草花、蟻、蝶、空、太陽、月には感動が溢れていることを!目の周りの景色には、奇跡があふれており、一人ひとりにチャンスがあるという真理です。このテーマパークでは、クラシックのオーケストラ演奏が無料で聞くことができます。楽しみながら、生きる希望を得ることができるテーマパークです。


8) あなたは絵を描くのに加えて、詩作の活動もなさっていますが、それはあなたのために生まれ変わった文学的ジャンルのように思えます。なぜ詩を選んだのですか、さまざまな表現手段がありますのに。詩は何を可能にしてくれるのでしょうか。
9) 詩はさらなる付加価値を世界中にもたらし続けますか。

◆◆
絵画には言葉と違った表現があります。世界をそのまま他者に伝えることができます。また、言葉も、大きな力を持っています。単語は論理の塊です。感性、知性は両方、私たちに与えられた能力です。単語と単語、または、文と文を、感性で繋げていくことで詩ができあがります。論理だった文章は、道筋をそのまま人に伝えることができますが、感性で繋げていく詩は、道ではなく空間を他者に伝えることができます。絵を描くように、湧き上がる言葉を並べていく作業は、知性と感性の合作となります。よって、詩という表現方法は私の世界観を他者に伝えることにとても役立っています。


10) いろいろなむずかしさにもかかわらず、現代には新しい時代の先駆けも見られます。いわば新しいルネッサンスであり、そこには美術品、作品の将来性、そして世界的繁栄が育たんとしています。あなたは、芸術的及び文化的展望の中に、新しい歴史的雰囲気を感じますか。あなたは、どのようにすれば新ルネッサンス時代が世界で成就されると思いますか。

◆◆
世界は豊かになるために進化し続けています。私たちは幸福を求めて歩み続けています。そして、私たちは物質的な豊かさだけではなく精神的な豊かさを合わせ持つことで幸福感を感じます。愛と美で満たされる世界を私たちは求めています。多くの人が豊かになり、愛し愛され、美と触れ合う機会が増えていく新しい時代を私たちは創りだしていくべきです。
そのためには、生きている一人一人に無限大の才能があるという真理を皆が知り、それぞれが感動したり創造したりすることを、はじめていくことができれば素晴らしいと思います。
ありがとうございます。

◆◆◆


http://hotmag.me/peregrinando/2015/09/26/minami-fukasaka-intervista-al-genio-giapponese-tra-arte-figurativa-e-poesia/

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